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『とぼとぼリカバリー』レビュー|過去の自分と重なった、心の回復を描くゲーム

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こんにちは!にむ(@nimu1ROOM)です。

 

今回は「とぼとぼリカバリー」というゲームを紹介します。

このゲームを知ったとき、

タイトルや作品のテーマを見て「これは自分に刺さるかもしれない」とビビっときました。

私自身、過去に心身の不調から仕事を離れた経験があります。

実際にプレイしてみると、その予感は見事に的中。
「こんなことあったなぁ」と当時の自分を思い出す場面が何度もありました。

 

『とぼとぼリカバリー』とは?

 

  • タイトル…とぼとぼリカバリー
  • 開発者…りんだ 様(公式X)
  • 対応機種…Steam
  • 発売日…2026年8月19日
  • 価格…500円
  • ジャンル…人生シミュレーション、アドベンチャー

 

心身のバランスを崩した主人公コイシが、

60日間を過ごしながら少しずつ自分の心と向き合っていくアドベンチャーゲームです。

 

 


 

『とぼとぼリカバリー』をプレイした感想

 

私自身、過去に心身の不調から仕事を離れた経験があります。

そんな自分がこのゲームを遊んでみたところ、

「これは自分のことかもしれない」と感じる場面が何度もありました。

 


 

過去の自分と重なる部分が多かった

 

「こんなことあったなぁ」の連続だった本作ですが、

特に印象に残ったのは心のふり幅の表現です。

 

「今日はちょっと調子がいいかも」

と思った翌日…といわず何なら直後に

「やっぱりダメだ……」「消えてしまいたい」

と目まぐるしく正と負を行ったり来たりするあの感覚。

 

良かれと思ってやったことが、

かえって自分を疲弊させてしまったりする。

適当にやってみたことが、

意外と心を慰めてくれたりする。

 

散歩や自然に触れるなどは私もよくやっていました。


 

でも、私にはホナさんやクトウさんのような人はいなかった

 

プレイしていて痛感したのは、ゲームと自分の人生は完全には一致しない。

コイシ君の境遇や心情には共感できる部分も多かったものの、

ホナさんやクトウさんのような人との出会いはなかった。

 

理解のある人との出会いはあくまでもゲームとして救いがあったけど、

現実はそんなに甘くないよなぁと感じたところです。

 


 

ゲームとしてはどうだった?

 

心の不調から立ち直っていく「日常の物語」としては、興味深くプレイできました。

一方で、

「ゲームとして強く印象に残ったか」と聞かれると、私はそこまでではありませんでした。

 

  • 操作は簡単
  • ゲームシステムそのものはシンプル
  • 選択肢を選びながら日々を過ごす
  • テキスト・物語・心情描写が中心
  • プレイヤーの技術や工夫を要求されるタイプではない

 

プレイヤーとしてはかなり遊びやすいのですが、

お出かけ先で人と出会うと、

その後はその場所でイベントが起きなかったので若干物足りなさを感じました。

 

「ゲームとして攻略する楽しさ」よりも

「主人公の日々を見届ける楽しさ」が強い作品だと感じました。

 

 


 

『とぼとぼリカバリー』をおすすめしたい人・おすすめしにくい人

 

◎おすすめしたい

  • 心の不調からある程度回復している人
  • 過去の自分を振り返っても苦痛にならない人
  • 心の不調を抱えた人がどんなことを考えているのか知りたい人
  • テキスト中心の作品が好きな人

 

この作品をプレイする前に

本作は心の不調をテーマにしているため、

プレイするタイミングには少し注意が必要だと感じました。

操作は難しくありませんが、

「今の自分がこの作品を受け止められる状態なのか」は一度考えてからプレイすることをおすすめします。

 

△遊ぶタイミングは要検討

現在、メンタル不調の真っ最中の人。

操作自体は難しくないため、体調が悪いときでもプレイ自体はできてしまいます。

だからこそ、

今の自分がこの作品を受け止められる状態なのかは考えてほしいと思いました。

 

✕おすすめしにくい

「ゲームとしてガッツリ遊びたい人」

ゲームとしての遊びごたえを求める人には、少し物足りないかもしれません。

アクションや謎解き、シミュレーションで遊ぶというよりは、

「読む・考える・感じる」ことが中心の作品だったからです。

 


 

まとめ

私自身は、過去の自分を思い出しながらプレイすることになりました。

「あの頃の自分は、こんなことを考えていたな」

「こんな悩みがあったな」

「良くなってきたかも?と思えたこともあったな」

そんな記憶を思い出すきっかけになった作品です。

 

当時はうまく表せなかった気持ちも、

この作品のおかげで腑に落ちたものがありました。

 

『とぼとぼリカバリー』は万人におすすめできるゲームではありませんでしたが、

刺さる人には深く刺さり、寄り添ってくれる作品だと思いました。

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