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「公務員 ずるい!」「公務員オワコン」に元公務員が感じること これから公務員に就職するメリット・デメリットまとめ!

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ネット上には“公務員”という存在にやたらとかみつく人がいます。

7日、人事院から内閣と国会に国家公務員一般職の2023年度の給与を引き上げるように!と勧告が出ました。

今後は週休3日制の導入についても動きがありそうなので、ヤフコメなどはまた荒れるんだろうなぁ。

 

この“頭ごなしに存在を毛嫌いされている感”は、

私が公務員在職中にもひしひしと感じました。

直接心無い言葉を投げかけられたことも何度もあります。

これは、

仕事へのモチベーションを削ぎ、

自分の仕事を最後まで好きになれなかった理由のひとつ。

言わんとすることがわからないこともないですが、

とてもつらかったです。

 

公務員人気は落ち目で、募集が定員割れする職種もあります。

機関によっては、

可能な事務をアルバイト・パート、会計年度職員などの非正規職員に

業務を振り分けて効率化をはかっています。

将来的にはAIに仕事を奪われる…なんて話もありますが、

現状としては正規職員にしかできない事務がまだたくさんあります。

 

たとえば、税務署の場合▼

・管理運営部門が担当するような総合的な納税者対応

・各種提出書類の受理

・確定申告期の補助業務

こういう事務は非正規職員への分担がされています。

一方で、

・より詳細な納税者対応

・各種税目の申告相談

・確定申告書の作成

・対外的な調査業務

・納税指導

このあたりは

専門性の高さや、守秘義務などの面から正規職員の担当になります。

 

職務上の責任は重く、世間からの風当たりは強め。

そんな現状で公務員になるメリットはあるのか。

 

退職済みの元職の立場ではありますが、

現状や経験をふまえてちょっと考えてみました!

 

結論:私だったら、いまから公務員という仕事は選びません!

 

※先に言っておきたいのは

「公務員が嫌いだから」「自分がつらい経験をしたから」

そんな安直な理由ではありません。

公務員サゲでもないです。

むしろ、やってみたからわかったことですが、

公務員はとても大変な仕事です。

 

公務員になるメリット

昔から言われているようなありきたりな内容になりますが、

その“ありきたりさ”がメリットの大元になります!

 

雇用が安定している

いわずもがな。周知の事実ですね!

1度就職してしまえば、なにかやらかさない限り定年まで働けます。

いまは再雇用もあるので定年後も働いて収入が得られます。

 

公務員は就職の際に試験を受けますが、

難易度や倍率は年度や職種によりけり。

ただ、有名な国家資格などと比べれば倍率は低め。

職種にこだわらず、「公務員になる」だけなら

自身の努力次第で叶うことが多いです。

 

定期的に公務員の不祥事がニュースになります。

仕事上のミスはともかく、

報道されるようなやらかしをする人はほんの一部だと思うので、

処分を受けることもふつうに勤務していればありません。

 

民間でありがちな

早期退職者の募集や人員削減のリストラとも無縁です。

 

これは公務員の強み!

 

社会的な信用を得やすい

 

“公務員”というブランドはすごいです。

この肩書があれば社会からの信用も得やすいです。

勤続年数がまだ少なくても、

クレジットカードや銀行のオートローンなどはだいたい審査に通ります。

住宅ローンの審査にも印象はいいらしい。

(もちろん限度額による)

ときには、「お金貸しますよ!」と案内が来ることも。

 

対外的な話で言うと、

交際や結婚というライフイベントにも有利です。

男女問わず、

自分の生活を自分で回せる経済力があるだろうという判断材料になります。

共働きも当たり前の世の中なので、人気は根強いですね!

 

また、自分の子供が公務員に就職すれば親は一安心。

安定した仕事に就き、

自立した姿を見せることはひとつの親孝行といえるかもしれません。

 

毎年確定で昇給の機会がある

 

上がり幅はけして大きいものではありませんが、

勤め続けていれば毎年上がっていく給与。

国家公務員の給与は、俸給表に定められた号俸によって決まります。

たとえば、税務職の場合。

号俸がひとつ上がるごとに約2000円/月の増額になります。

号俸がいくつ上がるかはその年の人事評価次第ですが、

平均して4~6は上がっていきます。

毎年10000円前後は月給が増えていく計算!

調査などで優秀な成績を収めれば8つ昇給することも。

 

もちろん正当な人事評価にのっとって決まりますが、

契約成立件数などわかりやすい成果がないので

「毎年楽して自動で昇給してずるい」って話になるのかも。

 

公務員になるデメリット

その安定感と引き換えに、しがらみが多いのは公務員の苦しいところ。

各種公務員法をはじめ、数多くの規則に取り巻かれ、

身の回りでは、あら探しや揚げ足取りの目が光っていることも日常的。

 

副業禁止 

公務員在職中は、原則副業ができません。

一部許可されているものもありますが、

・不動産投資 ・太陽光事業 ・家業の手伝い

・FXなどの投資系 ・小規模農業 ・講師 など

「国や国民のための奉仕者~」ってやつですね。

できる人もできることもかなり限られています。

特に若手のうちは非常に薄給で生活もギリギリなので、

投資に回す余裕もありませんでした…。

 

「バレずに副業!」なんて謳う広告もありますが、

怪しい副業には手を出さないようにしましょう。

源泉徴収の方法を変えれば~なども有名な話ですが、

結局どこかでバレるので処分のリスクを負ってまでやることではないです。

 

収入を増やしたいのであれば、

その方向で転職活動をする方がよっぽどマシ。

 

転職に不利な場合がある

 

どの業種を狙うかにもよりますが、

公務員からの転職は難しい部分があります。

公務員は民間と違って、仕事の成果(利益)を追求しません。

どちらかと言えばルーティンワークが多いですよね?

・利益を追求するという意識が低い

・言われた仕事しかしない(自発的な働きが苦手)

・世間知らずな面がある

このあたりがマイナスに評価される場合があります。

これまでの公務員としての経験を生かせる似た業種や、

官→官の転職であればこのマイナスは補えるかもしれません!

在職中にいろいろな勉強をして資格を取るのもいいと思います!

 

世間の視線が痛いことも

 

冒頭でも書きましたが、公務員を目の敵にしている人が世の中には一定数います。

叩けるネタを探し揚げ足を取っては文句を言う人がいます。

今回のような給与の引き上げや福利厚生の内容についてなど

公務員として働いている人への不満があふれています。

 

【こういうのも言われがち▼】

 

この数年の話で言えば、

・コロナウイルス関係のワクチンの手続き

・臨時給付金の手続き

・確定申告期間(日程)の変更や電子申告の推進

このあたりにたいする不満や苦情はだいたいが現場に向けられます。

職務の性質として、

上からの通達や方針に従わなければいけないので

現場判断で勝手に動けない部分があります。

そんな事情を知ってか知らずか、

自分たちの不安や不満のはけ口として手軽な公務員叩きが大人気でした。

(もちろん、きちんと理由があって指摘してくださる方もいます)

 

実際、不満や要望の声が現場の改善につながることもあります!

(ただ、改善につながるまでが遅い…!)

 

公務員は精神的に病む人が多い

 

少し前にこんなニュースがありました。

教員のブラックな労働環境はよく聞く話。

私の友人にも教鞭をとっている子が数人いました。 

そのうち2人は激務と過労で精神を病み、退職しています。

学科掛け持ちで一生懸命勉強して教職課程を終え、

目標や理想をもって現場に出たはずです。

 

教職に限らず、公務員は閉鎖的な職場環境であることも多いです。

「風通しの良い職場」なんてよく言いますがまだまだ遠い。

うつ病をはじめ、メンタルの不調は「心の風邪」とも言われますが、

正直そんなに甘いものじゃないですよね…。

こんな呼び方があるから

風邪を引く=自己管理が悪いと言い出す人がいるんじゃないかなと思いますね。

「環境に適応できない方が悪い」とか

「甘えだ」とか

そういう凝り固まった偏見が無くなっていくといいな。

 

私もまさか自分が仕事で精神を病むとは想像もせず。

実際に自分がなるまでは、

精神疾患やメンタルの不調に対して懐疑的でした。

「誰でも」「些細なきっかけ」で、なります!

(あと、自分の心身を守れるのは自分だけ。明日は我が身。)

 

おまけ ボーナス(賞与)時期はニュースになる

「今年の公務員のボーナスは平均〇〇円でした!」って

ニュースがありますが…あれは本当に嫌でした。

あのニュース…要ります?(笑)

かなり上の人の支給額まで含めての“平均”なのに、

「若手でもそんなにもらえるなんて。いいご身分ね!」

なんて身内に言われたときはやりきれない気持ちでした。

(当時はその半分くらいしかなかった…)

 

公務員の給料が上がったからと言って

すぐに景気が上向くこともなければ、

民間の給与形態に反映されるわけでもないですが、

「民間は不景気に苦しんでいるのに!」

「税金から給与出てるくせに!」

もはや妬み・ひがみとも取れそうな風潮には苦しくなります。

自分より恵まれているものを下に引きずりおろそうとするより、

上に合わせる努力をした方が建設的じゃないかな…なんて思います。

(気に食わない人は1度やってみることをオススメしたい)

 

おわりに

 

長々と書きましたが、公務員自体は世の中に必要な大切な職種。

いま現職で頑張っている人には本当に頭が下がります。

「なんとなくラクそうにちんたら働いて見えるあの人」も

表に出さないだけで実は結構な重責を担っていたりします。

言われたことしかしない人や不真面目な人もいますが、

だいたいはみんな真面目に働いています。

「公務員 ずるい!」からはなにも生まれません。 

 

公務員として働く側も、

世間の監視の目があることを自覚して公私ともに注意しないといけませんね。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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