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ドラマ『フェルマーの料理』 第5話「母の店は奪われた…時代を変える一皿を作り出せ」 あらすじ&感想  (※ネタバレあり)

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みなさん、こんばんは!にむです。

ドラマ『 フェルマーの料理 』第5話終了。

今週もドラマオリジナルの話でしたね!

原作が連載中の作品なので、

今後はドラマ版オリジナルの展開が続きそう。

 

第4話のラストから、怒涛の急展開でしたが

今夜もみどころたくさん!物語の波が来る予感…!

(どうかいい波でありますように)

 

それでは、振り返っていきましょう(*^^*)

 

 

第4話までの振り返りはコチラ☟

 

 

第5話 あらすじ

 

「アタシこの店欲しいから」

「この店を返して」 

蘭菜のこのセリフの背景が第4話で明らかに。

 

蘭菜(小芝風花さん)の母・桜(釈由美子さん)は、

3年前に海(志尊 淳さん)に店を奪われたせいで体と心が壊れてしまった――。


衝撃を受ける岳(高橋文哉さん)たちKのメンバーに、

「自分が料理人として海を越えること」が

母の店を返してもらう条件だったと話す蘭菜。

綿貫哲平氏からの“最高レビュー”を獲得したことで、

海から厨房の花形である肉料理担当に正式に指名された蘭菜。

海に認められたと感じた蘭菜は「母の店を返して」と海に迫ります。

 

海はそんな彼女を相手にせず、

さらには「決定的に欠けているものがある」と冷たく突き放し、

「K」をクビにしてしまうのでした。

 

一方その頃、

西門理事長(及川光博さん)は、

淡島(高橋光臣さん)と渋谷(仲村トオルさん)を訪ね、

レストラン「K」に関するある提案を持ち掛けていました。
さらに、一人になった蘭菜にも密かに接近する西門…。

 
岳は、蘭菜を「K」に取り戻すべく行動をおこします。

 

海・蘭菜・岳…「K」のメンバーの変化、

再登場した西門理事長の暗躍、

蘭菜の過去…

 

それぞれの思惑と感情が交差した第5話でした。

 

 

第5話感想(※ネタバレ注意)

 

急用でリアタイ視聴ができず、

先週の展開からしてなんだか嫌な予感(よくないことが起きる)がして

なかなか観ることができずにいました。

第4話もそうでしたが、

ドラマオリジナルの展開は先が読めないので怖いです。

 

第5話もかなり物語に動きがあってよかったです!

 

「料理人」として大きく成長した蘭菜

 

世界的に有名なレストラン評論家・綿貫哲平氏の最高評価を獲得した「K」

コース料理の花形とも言えるメインの肉料理を担当していた蘭菜。

彼女の作ったひと皿も、

コース料理の中で個別にかなり高い評価を獲得しました。

 

この結果を踏まえて、

「認めてくれる?この店を返して」と海に詰め寄る蘭菜でしたが、

「いまのお前にこの店は渡せない」と突っぱねる海。

さらには店から追い出してしまいました。

岳をはじめ、Kのメンバーは引き止めますが、

それと同時に

「どんなに実力があってもこんなにあっさり切り捨てられるのか」

と厨房内には海に対する不信感とイヤな緊張感が充満。

 

Kのスタッフからの信頼も厚く実力のある彼女に、

海が「それでも決定的に欠けている」と感じたものは何でしょうか。

 

蘭菜の母も料理人であり、

その姿を見て育った蘭菜にとっては大きなあこがれ。

「母のような料理人になりたい」と話していました。

ブランクがあることなどを考えると、

母親と海のレベルを平等にはかることはもうできませんが、

おそらく海が上ですよね。

蘭菜母が久しぶりに料理をして、

自分のスペシャリテ(仔羊料理)を振舞った際、

「蘭菜のとどっちが美味しいですか」と聞かれた岳も、

蘭菜が作ったものの方が美味しいと答えていました。

厳しい現実ですが、

目標を「あの頃の母親」に設定している以上、

海を超えることはできないでしょう。

 

自分の弱さや弱点と向き合い、受け止めた蘭菜。

「今したいこと」に振り切った彼女のカッコよさったら…!

女性だから…と引け目を感じることもある料理人の世界であったとしても

「これからは、堂々と自分の料理を作っていく」

いや~、しびれました!!!✨✨

 

母親と話をする中で、

「海が店を奪った」という誤解も解けて良かったです。

おかえり、蘭菜さん!

 

 

海の変化

 

2024の「K」には海がいません。

2023の「K」には海がいます。

この溝を埋めるために海が退場することになりそうです。

 

『フェルマーの料理』には

他の漫画作品でよくある人が〇ぬ(=退場)ような話は当然ですがありません。

となると、

海を「K」や料理から引きはがすためには、

かなり荒っぽい手段を取る可能性が出てきました。

原作がまだ連載中なので、

完全にドラマオリジナルの展開ですかね(゜゜)

 

あの感じだと、

味覚や嗅覚、

とにかく料理をするため、

料理人として在るために、

必要な能力が失われていく(失われている)展開になると予想。

 

思えば海が料理をするシーンってあまりないんですよね。

人気店のシェフがどんな感じで働いているのかはわからないのですが、

第5話を見た感じだと

・仔羊料理を食べるシーン

・布袋のソースの味見をするシーン などで

料理の味がわからなくなっているような描写が目立ちました。

 

「俺には時間がないんだよ」というセリフからも、

状況はなかなかに悪いのか~💦

 

西門理事長に対して言い放った

「(味もわからないなんて)あわれな舌ですね」

あれ、

絶対海自身への皮肉や悔しさもありましたよね…。

ここはつらい展開が待っていそうです。

 

「いまお前がしたいこと、するべきことはなんだ?」

という岳へのひとことも、

なんだか海が自分の引き際を探しているようで悲しい…

(この後の“シリウス”の話も読んでもらえたら!)

 

主題歌『Re方程式』について

 

10-FEETが担当する主題歌『Re方程式』は

ドラマ版フェルマーの料理のために書き下ろされた曲です。

…ということは、

曲・歌詞の中にはドラマ・作品とリンクする“方程式”があるはず。

第5話まで観て、

気になっていたフレーズと内容がつながる部分が出てきたのでメモを。

※あくまでも個人的な解釈なので多分間違っています。

こういうのを考えて楽しんでしまうのはオタクの習性でもあるのでご勘弁を(笑)

 

“シリウス”は誰なのか

 

シリウスは星の名前。

ギリシャ語で「光り輝くもの」「焼き焦がすもの」という意味があります。

シリウスは、地球上から見える全天で輝く星の中で一番明るく、

その名に恥じない力強い光を放っています。

私たち人間が肉眼で見られる星の数は全天で約8600個と言われていて、

その中でも一番、ひときわ力強く輝く星だそうです。

 

では、

この『フェルマーの料理』という作品で考えたときに

“誰から見て誰がシリウス”なのかが気になるところ。

 

『フェルマーの料理』では登場人物の心情が多く表現されています。

「光り輝くもの」「焼き焦がすもの」という意味に言葉を充てるなら

純粋なあこがれ・期待・羨望・嫉妬心・焦燥感…などでしょうか。

プラスの意味だけじゃないんだろうなと個人的には解釈してます。

たとえば、

亜由ちゃんから見た岳…光り輝くもの

「北田は私のヒーローだ!」というセリフもあるので、

これは純粋に明るく輝くあこがれの星(=人)という感じ。

 

…では、

海と岳ではどうなるのかが気になるところ。

物語の始まりこそ、

絶体絶命のピンチから救い出し、

数学から新たに料理への道に手を引いてくれた海は

間違いなく岳にとっての“シリウス”だったはずです。

 

ただ、

第5話まで見終えると、どうも立場が逆転しているような。

(ところどころで明らかになる2024の話も影響していそう)

 

絶対的なカリスマ性と実力。

周囲からの評価や羨望を欲しいままにしていた海。

シェフとしても、K(お店)としてもこれから!という時期です。

…が、どうやら雲行きが怪しくなってきました。

後ほど別の項目で詳しく書きますが、

海はおそらく料理(人)を続けられなくなります。

理由は、たぶん味覚に問題があるとかそういう感じ。

味覚、視覚など、料理に欠かせない力が欠けてしまう。

「俺には時間がない」というセリフも本人から出てしまいました…

 

岳から見た海=シリウス なのか、

海から見た岳=シリウス なのか、

このあたりがまだはっきりしませんが、

遠く離れて芽吹くひらめき=岳

とするならば、

取り残されたシリウス=海 なんだよなぁ(゜-゜)

星の光が遅れて届く…というのはよく聞く話ですが、

岳が見た海の光は少し前の光なのかな…。つらい。

 

 

“ヒイラギ”の花言葉

 

(スマホ撮影ですが、偶然花が咲いていたところを1枚撮れました)

ヒイラギ(柊)にはいくつか種類があります。

ここで登場するのは

クリスマスに飾るやつ(クリスマスホーリー・西洋ヒイラギ)ではなく

日本のヒイラギ(柊)のことっぽいなぁ、と。

(開花時期が11,12月の方が諸々しっくりくる気がした)

 

ヒイラギ(柊)の花言葉は、

①「用心深さ」②「先見の明」③「保護」

今回は①、②っぽいですかね。

用心深い…というか、

自分のことをあまり明かさない人物と言えばやっぱり海。

1話~5話で、岳・孫六・蘭菜と

主要人物の背景が明らかになってきましたが、

海についてはまだ断片的な情報のみ。

ヒイラギの葉には鋭いトゲがあり、むやみに触れることはできません。

自分のことを明かさず(明かせないのかもしれない)、

Kのメンバーと必要以上に馴れ合うこともしない彼に

ぴったりの花言葉かもしれません。

 

②「先見の明」についてはまずは由来から紹介。

ヒイラギの葉のトゲは、年月とともに数が少なくなっていき、

次第に丸みを帯びた葉になっていくという特徴があります。

このことから、

もともとの姿にとらわれずに先のことを見渡すという解釈が生まれ、

「先見の明」という花言葉がついたそうな。

 

これは第5話の内容ともリンクする部分がありました。

時代と人の価値観は連動して変化・進化していくもので、

けして不変ではありません。すべて変わっていきます。

岳も、孫六も、蘭菜も、

みんなそれぞれ試練や葛藤を乗り越えて成長(進化)しました。

“ヒイラギたち”と複数形で表現されているのも

そういうことかな~と思ったりします。

 

たとえば、

輝きを“増す”ではなく“凝らす”なのは、

・K

・目の前のひと皿

・料理人としての意志や野心

・海への信頼やライバル心 

 

このような各々の情熱(=輝き)を

一つのものや場所に集中しているということ。

各自が(自分勝手に)輝くだけでなく、

その輝きを向ける相手(おそらく海)がいるってことだなぁ。

 

ほかにも気になるフレーズはたくさんあるのですが、

今回はここまで。

スラムダンクの記事でもそうでしたが、

自分の語彙力と表現の力不足を痛感します💦

 

 

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おわりに

 

案の定、ちょっと暗雲広がる第5話でした。

ただ、

蘭菜の抱えているものや葛藤について

これだけ掘り下げられたのは嬉しかったです!

男社会で突っ張っていないと潰されそうなところで、

努力を重ねて挑み続ける蘭菜が大好きです。

店を取り戻して母親と厨房に立つことこそ叶いませんでしたが、

自分がどうしたいか

をしっかり掴んだ彼女の今後が輝きますように✨

 

岳パパ&孫六は癒し・和ませ役で毎話お願いします!(笑)

(孫六、女子がいるからってクッとやってガッとすんのやめなさいw)

毎週みんなでフレンチトースト食べててほしい…

 

それでは、また来週!(∩´∀`)∩ゴチソウサマデシタ🍴

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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